新年の目標設定をするときに絶対に忘れてはいけない「たった一つ」のこと

新年の目標設定のコツ

新年を迎えるにあたり、新たな目標を設定しようとする方が多いと思います。なかには、また去年と同じ目標を設定する方もいるかもしれませんね。そこで、この記事では、目標の達成に失敗しないためのコツをご紹介します。

新しい目標を設定する前に、まずは、去年に立てた目標を振り返ってみましょう。達成できた目標も、達成できなかった目標もあると思います。もしかしたら、毎年同じ目標を設定している、なんて方もいるかもしれません。もし、ここで、去年と全く同じ目標を設定しているとしたら、あなたは去年から全く成長できていないことになります。

しかし、安心してください。これは目標設定における「ある重要なコツ」を見落としていることが原因である可能性が高いです。今からお伝えする「ある重要なコツ」を実行することで来年の目標達成の可能性は、大きく上がるはずです。

新しい目標を達成するためには、これまでとは違った「新しい行動」をする必要があります。しかし、多くの人がこの「新しい行動」を継続することができません。1月、2月くらいまでは、やる気に満ちているので、気合で実行することができても、次第に面倒くさくなって辞めてしまうのです。そして、気がついたら12月になっていて、また去年と同じ目標を設定するというわけです。

ここで重要なのは、どうして「新しい行動」を継続することができないのかということです。「モチベーションの低下」などといったフワフワした表面的なことではありません。これが、「ある重要なコツ」に関係しています。「新しい行動」が継続できない原因、それは、

今やっていることで、やめる行動を決めていない

からです。

当たり前ですが、すべての人は1日24時間しかありません。これまでと同じ行動を続けて、さらに「新しい行動」をしようと思った場合、時間が足りなくなってしまいます。はじめたばかりの頃は、やる気に満ちていますので、睡眠時間を削ったり、テレビを観るのを”我慢して”行動することができるかもしれませんが、すぐに息切れしてしまいます。

そこで、新しい目標を設定し、新しい行動をするためには、同時に「今やっていることで、今後やらないようにする行動」を明確に決めておく必要があります。

つまり、「新しい目標」と、「今後やらない行動」はセットで決める必要があるのです。ここで重要なのは、「今後やらない行動」を意識的に決意を持って決める必要があるということです。その行動をやらないことを、目標の一つにするということです。この2つの目標は、表裏一体の関係にあると考えてください。

例えば、今まで毎日テレビを2時間観ていたのであれば、その時間を1時間に減らして、その分を目標達成のための「新しい行動」に当てることを決めます。テレビを観なくても平気なのであれば、テレビの時間を0にして、2時間を「新しい行動」に当てることもできます。当然ですが、2時間を「新しい行動」に当てた場合の方が、より早く目標を達成することができます。この場合、目標達成のための「新しい行動」と「テレビを見ないこと」が表裏一体の目標になる訳です。(ちなみに、私はテレビは一切観ません。というか、そもそもテレビは捨てたので、持っていません。)

また、「今後やらない行動」を増やせば増やすほど、「新しい行動」に割く時間を増やすことができます。今までやっていた行動を辞めてしまうことには、不安を感じるかもしれませんが、実際は、睡眠や食事やお風呂などといった必要最低限の行動以外のことはやめてしまっても困らない場合が多いです。是非、今やっている行動をすべて洗い出して、不必要な行動や効果の薄い行動をあぶりだして、今後やらないようにしましょう。

まとめ:

目標設定をする際には、セットで、「今やっている行動で、今後やらないようにする行動」を決める必要がある。そうしないと、一日が24時間では足りなくなってしまう。

最後まで読んでいただきありがとうございます。あなたが、新年に立てた目標を実現できることを応援しています。

勉強には僕たちを自由にする力があります。

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新年の目標設定のコツ

1 個のコメント

  • なるほど。例えが豊富で、すごく分かりやすいです。
    もっとこういう記事読みたいです。
    自己啓発書とか出さないんでしょうか?

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